EARTH
改装中です。
Website
画像をクリックするとamazon.co.jpの該当アルバム・コーナーに飛びます。


EXTRA-CAPSULAR EXTRACTION
(1991 / Sub Pop SP123b)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

1990年にワシントン州オリンピアで結成されたヘヴィ・アンビエント・スラッジ・ドローン・バンドのデビューEP。
初期BLACK SABBATHが荒野に佇むような殺伐としたスラッジ・リフは延々と繰り返されるサウンドは今日でも衝撃的。「A Bureaucratic Desire For Revenge Parts 1&2」「Ourobros Is Broken」の合計3曲で30分以上、鬱なダウナー・リフが続くのは圧巻。
結成当時の彼らはライヴでSAINT VITUSのカヴァーもやっていたというだけあり、BLACK SABBATHからも影響も感じられるが、SABBATHのリフの重く引きずる低音部だけを増幅しているのが凄い。バンドのリーダーでありギタリストのディラン・カールソンの声が入るパートもほんの少しあるが、基本的には全編インストだ。
一応ドラムスも入っているし"曲"の体裁は整っているが、初心者にはかなりキツイかも。
ジョー・プレストン(ベース/後にMELVINS〜THRONES)がプレイしているが彼は本作レコーディング後に脱退。後任は一時HELL COWSのCarl Analaに決まるが彼も離脱。EARTHは2人編成となる。
長らく廃盤で、NIRVANAの故カート・コベインがゲスト参加していることもあり、けっこうなプレミアが付いていたが、2002年3月に再発された。
オリジナルは紙ジャケット、再発盤は通常のCDプラスティックケース。
なお本作はビデオも作られ、100本限定でライヴ会場で売られた。内容は50年代ぐらいのボンデージSMビデオ(卓球ラケットで尻を叩くなど、かなりショボイもの)にCDの音源をかぶせたもの。

(01/04/05)
★★★★★ ★★★★



Ourobros (16RPM Single)
(1991 / レーベル名なし LE1)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

EARTHを脱退したジョー・プレストンがディラン・カールソンに貸した金を返してもらえなかった腹いせで出した海賊盤7"。
『EXTRA-CAPSULAR EXTRACTION』期のトリオによる演奏を収めた片面のみのシングルで、A面には「Ourobros Is Broken」のデモ・テイク、B面には変な犬2匹のエッチングが描かれている。
なお通常の33回転、45回転よりも遅い16回転でレコードがプレスされているため、一般のレコードプレイヤーでは聴くことが出来ない。但し2000年にリリースされたブートレグLP『10 1990』には33回転で再録されている(下の『10 1990』レビューを参照のこと)。
プレス枚数は不明だが超絶レア盤。とは言っても、欲しがる人は世界中にどれだけいるやら。

(01/04/05)
★★★★★ ★★★



Untitled
(1991 / レーベル名なし LE2)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

ジョー・プレストンによる海賊盤7"第2弾。
やはり『EXTRA-CAPSULAR EXTRACTION』期のデモ音源「Methadrine」「German Dental Work」の2曲が収録されているが、今回はちゃんと33回転。
意外なほどにドラムスがフィーチュアされている。
こちらも激レア盤。ジャケットが不気味で良い。
A・B面曲ともににブートレグLP『10 1990』に収録された。

(01/04/05)
★★★★★ ★★★



EARTH 2: SPECIAL LOW FREQUENCY VERSION
(1993 / Sub Pop SPCD65/232)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

ディラン・カールソンとデイヴ・ハーウェルの二人になってしまったEARTHが生み出した驚愕の名盤。
ギターとベースだけによる重く暗くひきずるリフが70分以上続き、聴き終わる頃には筋弛緩で脳死。
本サイトで扱う作品の中でも最も危険で重く暗い涅槃度100%のストーナー・アルバムなので、死を覚悟して聴くように。
内ジャケットでは二人が猟銃を構えている写真が掲載されているが、カート・コベインが自殺に使った銃を買ったのがディランだという事実を考えあわせると背筋がゾッとする。
2003年11月、EARTHとKK NULLのヨーロッパ・ツアーに合わせて3枚組アナログ盤が再発された(Autofact fact02)。これは限定150枚で、ライヴ会場でのみ売られたが、すぐに売り切れてしまった。
ところでBORISの『ABSOLUTEGO』再発盤に「Special Low Frequency Version」とあるのは本作が元ネタ。

(01/04/05)
★★★★★ ★★★★★



PHASE 3: THRONES AND DOMINIONS
(1995 / Sub Pop SPCD292b)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

ディラン・カールソン一人になってしまったEARTHの3rdアルバム。
2曲でサポート・ギタリスト、1曲でドラマーが参加しているが、BLACK SABBATHリフを極限まで煮詰めたスラッジ・ドローン・サウンドは健在。
ただ全8曲と曲数が多く、それぞれ異なったリフをプレイしていたり、ドラムスやチャイムなども使われているため、『EARTH 2』よりも"音楽的"に聞こえる。
とは言っても相変わらず涅槃度は異様なほどに高いため、やはり取扱要注意。

(01/04/05)
★★★★★ ★★★★



SUNN AMPS AND SMASHED GUITARS LIVE!
(1995 / Blast First BFFP123CD)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

'95年5月18日、ロンドン『Disobey』でレコーディングされたライヴ・アルバム。
ディランとイアン・ディクスンの二人でギターをプレイしている。
襲いかかるSABBATHリフとフィードバックの洪水は「ヘヴィ・メタル様式と脱構築の融合」という矛盾を具現化した貴重なドキュメントだ。
ただ矛盾を現実のものにしたからといって音楽が素晴らしいかというとそれは別の話で、あまりに一線を超えてしまっているため、何度も聴くのはちょっとキツイ。スゴイことはスゴイのだが。
ただしディランはこの日のライヴを「EARTH結成以来最悪のライヴ」と語っている。
初回Blast First盤は500枚限定プレスだったがすぐに完売。2001年になってアメリカの『No Quarter Records』が'90年の未発表デモ4曲を加えて再発した(写真右/nqr001)。
このうち1曲「Divine And Bright」にはカート・コベインが参加、ヴォーカルを取っている。

(01/12/11)
★★★★★ ★★★



PENTASTAR: IN THE STYLE OF DEMONS
(1996 / Sub Pop SPCD361)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

EARTH最後のスタジオ・アルバム。
バンド形態をとっており、ギター/ベース/ドラムス/キーボードという編成のため、最も"普通の音楽"している作品となっている。
ズズンと重いリフなどは残されているが、きちんと楽曲の体裁が整っているため、持ち味だった混沌が生かされていないのが残念。他の作品と較べると衝撃度も低く、これがEARTH最後のアルバムになったのも仕方ないだろう。
ヴォーカル入りナンバーも悪くはないものの、"新しいEARTH"を印象づけられるほどのインパクトはない。
本作のリリース後、バンドは数回のライヴを行い自然消滅。ディランは映画『カート&コートニー』('99)に出演しているがもはや音楽活動をしておらず、ヘロインでボロボロだという噂も流れている(実際のところは不明)。

(01/04/05)
★★★★★ ★★



KURT AND COURTNEY
(1999 / Fox Lorber Films FLV5128 (DVD))
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

NIRVANAのカート・コベインの死をめぐるドキュメンタリー映画。ニック・ブルームフィールド監督。
カートが自殺に用いた猟銃を買った友人であるディラン・カールスンがインタビューに応えている。長髪をバッサリ切り、吹き出物が目立つ彼の表情は不気味だ。
『PENTASTAR: IN THE STYLE OF DEMONS』から「Crooked Axis For String Quartet」「Tallahassee」がBGMとして使われている。
MENTORSのエル・デューチェが「コートニー・ラヴに500万ドルでカートを殺してくれと頼まれた」と語っていたり、ZEKEやDWARVESのライヴを一瞬見れるあたりも貴重。
(MENTORSのDr.ヒーゼン・スカムによると、カート暗殺依頼はエル・デューチェとRev.バッド・グリーンがでっち上げたネタらしい)
EARTH度は低いものの、一見の価値はあり。

(01/07/15)

★★★★★ ★★★



10 1990
(2000 / Anja 番号なし)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

360枚限定の特殊ジャケ・クリアーヴィニール・アナログ海賊盤。
『EXTRA-CAPSULAR EXTRACTION』レコーディング前のデモテープを収録、上述のジョー・プレストン製ブートレグ7"音源もすべて収録されている。
デモ音源ということで音質はそこそこだが、楽曲の陰鬱さと相まって素晴らしい効果を出している。
スティーヴン・オマリーによるアートワークも良いし、EARTHの音楽を感じることの出来る人ならば探しだす価値あり。

(01/04/05)
★★★★★ ★★★★



LIVE 070796
(2001 / 01OR-Format12)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

オーストリアのウィーン『Hyperstrings Festival』で収録されたライヴ・アルバム。
片面のみのアナログ盤。一応ブートレグではなく、オフィシャル盤らしい。
限定500枚。
内容は上記『SUNN AMPS AND SMASHED GUITARS LIVE!』と同様ヘヴィなドローン・リフが襲いくる内容で、既発曲かどうかすらも分からない凄まじさ。
ただやはり何度も聴く内容かというと違うような気もする。
当然ながらEARTH初心者は近寄ってはならない。
2003年に『Autofact Records』からCDがリリースされた(fact07)。
このCDには「070796」に加え、2002年9月17日に『WNYU』ラジオ用に録音された「Dissolution III (Oversaturated Intervallic Collisions)」、そしてKK Nullとのスプリット12"に収録された「dexamyl」、そして「070796」のジェイムズ・プロトキンによるリミックスが収録されている。
「Dissolution III」はディラン・カールソンが一人でギターを弾くテイクで、ドローンなリフで始まるが、後半かなり音数が増えていき、一種呪術的な盛り上がりを見せる。

(01/07/11)

★★★★★ ★★★



split w/ KK Null
(2003 / Autofact fact08 (LP), Important IMPREC 060CD (CD))
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

2002年秋に復活なったEARTH(メンバーはディランとガールフレンドのAdrienne Davies)。
2003年11月に行ったKK Nullとのジョイント・ヨーロッパ・ツアーを記念してリリースされた12"アナログEP。
EARTHの「dexamyl」は2003年2月、シアトルの『Crocodile Cafe』でレコーディングされたライヴ・テイク。
約20分間ヘヴィ・ドローン・ノイズが続くが、コード進行があったりして、やや楽曲の体裁を成している。
毒に満ちていながらも、比較的聴きやすい音源かも。
このテイクはジェイムズ・プロトキンがエディットとマスタリングを手がけている。
一方KK Nullの「andromeda」はハーシュ・エレクトロニック・ノイズ。
アートワークはSUNN 0)))でおなじみのスティーヴン・オマリーが担当。
青盤とピンク盤それぞれ330枚、合計660枚が作られた。

(04/07/20)
★★★★★ ★★★



Divine And Bright
(2004 / Autofact fact01)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

『Autofact Records』第一弾として作られた7"。
「Divine And Bright」デモ・バージョンとライヴ・バージョンを収録している。
デモは『SUNN AMPS AND SMASHED GUITARS LIVE!』再発盤で容易に聴くことが出来るが、7"収録テイクのほうが回転が遅いのか、ズシンと重く感じる。
ライヴは2003年2月、シアトルの『クロコダイル・カフェ』で録音されたもの。
リフ自体は同じだが、執拗に繰り返すリフが地獄かつ極楽。
700枚が黒盤、276枚が白盤、24枚が緑盤。
当初は現代芸術家のハルヴァー・ボーディンによるピクチャー・スリーヴが付けられる予定だったが、結局印刷されることがなく、実現しなかった。

((追記:2004年10月に入って、ボーディンのピクチャー・スリーヴ付き7"が出回るようになった。
いずれも黒盤らしいが、これが700枚のうちに含まれるものか、新規にプレスされたものかは不明。))

((追記2:再結成EARTHは『Southern Lord』から2005年、9年ぶりとなるスタジオ新作をリリース予定。))

『Autofact Records』に関する噂
Josh Huntは2003年に同レーベルをスタート。11月のEARTHとKK Nullのツアー・マネージャーとして同行もしているが、アメリカ帰国後に株関連の詐欺で逮捕されてしまった。
そのせいで同レーベルの作品はパリの倉庫に置き去りになり、一部がライヴ会場で売られた以外ほとんど市場に出ることがなかったという。
同レーベルはEARTHの作品をいくつも出していたが、ディラン・カールスンの尽力によって、ようやく日の目を見ることになったのだとか。
一連のアナログ盤は元々プレス枚数が少なく、さらに市場に出回らなかったため、eBayオークションなどで狂った高値を呼んでいる。
(このへんの情報はあくまで噂を元にしたものなので、あまり本気にしないように。)
なお、問題がクリアになったのか、『Autofact Records』は2004年後半から活動再開している。

...と思ったらクリアになっていなかった様子で、サイトは再び閉鎖。
Josh Huntは逃亡中だったが、2005年8月に逮捕されたとEARTH公式サイトで発表された。

(04/07/20)
★★★★★ ★★



LIVING IN THE GLEAM OF AN UNSHEATHED SWORD
(2005 / Mega Blade MB001(CD) / Mega Blade MB002(LP))
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

復活EARTHの2002年9月17日、ニューヨークでの2曲を収録したライヴ・アルバム。
「Dissolution 3」はWNYUラジオでのスタジオ・ライヴで、『LIVE 070796』CDに収録されたのと同テイク。
「Living In The Gleam Of An Unsheathed Sword」は同日、ニューヨークで録音されたライヴ。
カールソンとドラマーのエイドリアン・デイヴィスの二人による演奏で、なんと59分。
ワン・リフをモチーフとして展開させていくトラックで、即興的要素も強いが、起承転結があり、ある意味"判りやすい"作品だ。
最後のクライマックスは思わず涙ぐむ感動を与えてくれる。
両曲とも案外音数が多く、時に速弾きに近いフレーズもあり。
まったく妥協することなく、それでいて長丁場を一気に聴かせてしまう魔術のような求心力を持つ作品で、初心者にもおすすめできる。
なお、CDとLPが同時発売。
LPは「Living In The Gleam Of An Unsheathed Sword」が13分地点で永遠にループするようになっており、完全バージョンではない。
LPは1,000枚限定で、そのうち250枚が赤盤だった。アートワークはCDと異なっており、CD裏ジャケと同デザイン。
赤盤のうち100枚がシルクスクリーン・ジャケット仕様、Tシャツ付きのプレオーダー仕様だった。
CDも1,500枚しか作られていない。

(05/04/08)
★★★★★ ★★★



LEGACY OF DISSOLUTION
(2005 / No Quarter NOQ006)
sludge/distorted noise/drone/ambient/avant garde

EARTH初のリミックス・アルバム。
MOGWAI、ラッセル・ハズウェル、ジム・オルーク、AUTECHRE、ジャスティン・ブロードリック、SUNN 0)))という顔ぶれがEARTHの曲を再構築している。
各リミックサーが本業のスタイルを生かしながらリミックスしており、EARTHと化学反応を起こすのが面白い。
特にEARTHのヘヴィ・ドローン・サウンドとポスト・ロック/エレクトロニカ風の邂逅は麻薬のような怪しい魅力を持っている。
二次的に手を加えた作品ということもあって、発狂度はオリジナル作品にはるか及ばないが、個性のぶつかりあいは十二分に楽しめる。
SUNN 0)))によるリミックスは、EARTHの心の奥にある暗い地獄を白日の元にさらけ出していて良い!

(05/04/08)
★★★★★ ★★★



HEX: OR PRINTING IN THE INFERNAL METHOD
(2005 / Southern Lord SUNN48)
drone/ambient/americana/avant garde

9年ぶりとなる新作スタジオ・アルバム。
かつて『EARTH 2』『PHASE 3: THRONES AND DOMINIONS』などで聴かれたBLACK SABBATHからの影響は消え、 悠久たるアメリカーナが根底に流れる作品となっている。
ラップ・スティール奏者をゲストに迎え、アメリカの源流へと向かっていく。
ただ、一聴するとレイドバックしているようであっても、足下の見えない暗黒部に踏み入っていくサウンドが不安感を催させるのが ディラン・カールソンならでは。
「Raiford (The Felon Wind)」はアメリカン・フォークロアに潜む悪夢の香りが漂ってくるハイライト・トラック。
暗黒ヘヴィ・ドローンが皆無なため、旧来のEARTHファンはおそらく困惑するであろうアルバムだが、 その精神的な揺らぎは初めてEARTHを聴いたときの衝撃に匹敵するセカンド・インパクトを与えてくれる。
そんな困惑、そしてカタルシスの欠如までもが音楽の一部として機能している。性急に結論を出すことはない。
発売当時ポスターに記されたディラン・カールソンのこの発言が本作の本質を表しているかも知れない:
"There is an occult history to this continent, one of a continent evil in and of itself, a continent which the inhabitants have had to suffer mightily to carve their various "New Jerusalems" out of. An infernal landscape which requires, from us, a song.'
2枚組アナログ盤にはCD未収録の「Untitled」を収録。CD収録曲以上に音数の少ない長尺曲だが、音の隙間から何かが聞こえてくる。

(06/04/21)
★★★★★ ★★★★★



LIVE HEX
(2005 / Archive 16+16.5)
drone/ambient/americana/avant garde

2005年11月19日、ニューヨークでのライヴを収めたCD+3"CDの二枚組。
(CD裏ジャケにある2006年というのは誤り)
限定500セット。
『HEX』からの曲をプレイ。
coming soon。

(06/--/--)
★★★★★ ★★★★



SUNN O))) / EARTH
Coma Mirror b/w A Plague Of Angels
(2006 / Southern Lord SUNN 66-60)
sludge/distorted noise/ambient/drone/americana/avant garde

2006年ツアーで売られた限定盤ゴールド盤スプリットLP。
SUNN O)))の13分13秒の「Coma Mirror」、EARTHの16分28秒におよぶ「A Plague Of Angels」はそれぞれ『BLACK ONE』と『HEX』路線の未発表曲。
それぞれアルバムの延長線上にある曲で、前者はXASTHURの地獄から湧き出るうめき声が地獄にいざなう。
後者は寂寞感あふれるアメリカーナの悪夢に身震いさせられるインスト・トラック。
両バンドの魔力の虜囚となったリスナーをさらなる深淵に踏み入らせる一枚。
ファースト・プレス1,000枚はジャケの明度が高く、印刷のキメが細かくなかったが、それはセカンド・プレス1,000枚で修正された。
「A Plague Of Angels」は2007年リリースのEARTHの新作『HIBERNACULAM』にリミックス・ヴァージョンが収録される予定。

(06/12/17)
★★★★★ ★★★★



HIBERNACULUM
(2007 / Southern Lord SUNN74)
drone/ambient/americana/avant garde

coming soon。

(--/--/--)
★★★★★ ★★★



LIVE EUROPE 2006
(2007 / Spouthern Lord SUNN74.2)
drone/ambient/americana/avant garde

coming soon。

(--/--/--)
★★★★★ ★★★★



TRIBES OF NEUROT / EARTH
The Forest That Shelters b/w Filament
(2007 / Neurot Recordings NRLTD005)
ambient/drone/americana/avant garde

coming soon。

(--/--/--)
★★★★★ ★★★



RADIO EARTH - LIVE 2007/2008
(2008 / 自主制作 番号なし)
drone/ambient/americana/avant garde

coming soon。

(--/--/--)
★★★★★ ★★★★



THE BEES MADE HONEY IN THE LION'S SKULL
(2008 / Southern Lord SUNN90 / デイメアレコーディングス DYMC-055)
drone/ambient/americana/avant garde

coming soon。

(--/--/--)
★★★★★ ★★★★★



EARTH / SIR RICHARD BISHOP
The Peacock Angels Lament b/w Narashima
(2008 / Southern Lord SUNN90.5)
ambient/drone/americana/avant garde

coming soon。

(--/--/--)
★★★★★ ★★★