卍アナル読書週間卍

皆さん、読書してますか?本をたくさん読んで、えらい人になりましょう。



Black Stars Of Professional Wrestling up 2002/01/25

Julian L.D. Shabazz著
Awesome Records刊
1999年

ニューヨークの本屋で入手。
タイトルの通り、黒人プロレスラー名鑑。
ボボ・ブラジル、アーニー・ラッド、アブドラ・ザ・ブッチャーといった名レスラーからザ・ロック、ブッカーT、ディーヴォン・ダドリー、ジャクリーン、ジャズなど現代を代表する黒人レスラーまで約130人を網羅している。
黒人レスラー史をひもとく上で貴重な資料であるのと同時に、写真の権利をクリア出来なかったためか、Shabazz氏自らが描くイラストが掲載されているあたりも見逃せない。
またレスラーのみならず、「アイザック・ヘイズがレッスルマニアXVで歌った」「ジェームズ"バスター"ダグラスがハルク・ホーガンvsランディ・サヴェージ戦のレフリーを務めた」など、プロレスに関わる黒人情報も満載だ。
黒人マニアは要チェキだサッカ!

ゴッドファーザー。 "黒い藤原"ノーマン・スマイリー。

著者のShabazz氏。もちろん黒人。

日本軍戦争暴行之研究 up 2002/01/25

李恩× 著
×湊商務印書館刊
1994年

香港の古本屋で買った。買うときちょっと緊張した。
南京大虐殺では一説によると30万人が殺されたという。日本の学校教育では教えられることのないこの歴史的悲劇について知ろうと買ってみたはいいものの、文章がすべて中国語なのでさっぱり理解できなかった。
残念ながら図版も1枚もない。
ただし「強姦姦殺」「屠殺」「三光」などの単語が頻出する。
付録の「第二次中日戦争間(1931〜1937〜1945)侵華日軍罪行暴行日誌」では日本軍の中国における殺戮行為が年表形式で掲載されており、資料として貴重。

突然変異 up 2002/01/25

ミニコミ
1981-82年

故・青山正明がやってたアレ。 第2号は兄がくれた。第3・4号は神保町の書泉グランデで買ったが、3号はどこかに紛失。
第1号は一度も見たことがない。
青山は「趣味の医学書」という記事で「十歳の健康な少女のオメコを指で押し広げたアップ」がどうしたとか、当時も死ぬ直前も全然変わらなかったことが判る。
でも「河合奈保子・命」とか、可愛いことも書いていたのだ。

...Or Not To Be - A Collection Of Suicide Notes up 2002/01/25

Marc Etking編
Riverhead Books
1997年

どこで入手したか忘れた。
自殺した人の遺書を集めた本。
カート・コベイン、アドルフ・ヒトラー、ヘルマン・ゲーリング、三島由紀夫、芥川龍之介、ヴァージニア・ウルフ、O.J.シンプソン(死ななかったけど)などの遺書に加え、ジム・ジョーンズの最後の演説、リー・ハーヴェイ・オズワルドの最後の日記など、豪華なラインアップ。

The Wrestling up 2002/01/25

Simon Garfield編
Faber and Faber
1996年

表紙がいきなり元祖ケンドー・ナガサキ。
イギリスのプロレスについて語った本。
日本ではなんとなくイギリスのマット界はキャッチ・アズ・キャッチ・キャンとかランカシャー・レスリングとかガチガチのシュートというイメージがあるが、この本を読むとビッグ・ダディとかクロンダイク・ケイトとかエイドリアン・ストリートとか、必ずしもそういう訳ではないことが判る。
ビッグ・ダディがマル"キング・コング"カークを圧殺した事件についても言及されているが、サミー・リーやクイックキック・リーなどについてはあまり触れられていないのが残念。
でも小島聡=ジャパニーズ・ミーン・マシーンはちょっと登場する。

国民的英雄ビッグ・ダディ。



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