The Best of 2004



2004年に聴いたアルバムのベスト20をリストアップしてみました。
とりいそぎランキングをアップして、コメントとかは後で書きます。
気分によってランキングの変動があるかも知れません。
ご意見などは掲示板までお願いします。

(since 31 December 2004 / updated 9 April 2005)



1. 22-20s: 22-20s
2004年は一見ブルースが盛り上がっている1年でした。
エリック・クラプトンやエアロスミスがブルース・アルバムを発表したり、ジョニー・ウィンターが久々の新作を出したり、マーティン・スコセッシ監修のTVシリーズ『The Blues』が日本で劇場公開されたり、何かと話題が多かったようです。
ブルースからの影響が強いホワイト・ストライプスがフジ・ロック・フェスティバルのトリを務めるという出来事もありました(モリッシーがドタキャンしたからだけど)。
ただ、どこかウサン臭いものを感じたのも事実でした。
六本木ヒルズのヴァージン・シネマで『ソウル・オブ・マン』が公開される裏ではジャパン・ブルース・カーニバル日比谷野音が1日だけだったり、パークタワー・ブルース・フェスティバルがなくなってしまったり、昔からブルースが好きな人からすれば、むしろ沈滞しているように思えたのではないでしょうか。
話題に上るアーティストも爺さんばかりで、正直先行きが明るくないトレンドだったわけです。
その一方で、2004年後半はイギリスの若手バンドが盛り上がった1年でもありました。
リバティーンズやザ・ミュージック、フランツ・フェルディナンド、カサビアンなど、イキの良いバンドがたくさん登場しました。
彼らの中には音楽性のツメが甘かったり、演奏もヘタなのがいましたが、彼らのアルバムはどれも未来にベクトルが向いていて、スリリングなものばかりでした。
一時はイギリスの若手のCDの封を切るたびにドキドキしていたほどです。
そんな中で抜群にイキが良かったのが22-20sでした。
しかも彼らのサウンドはブルースやR&Bをベースにしたもの。
抑えきれない若いエネルギーを爆発させるブルース'n'ロール・サウンドが60年代ローリング・ストーンズを思わせる超大型新人で、アルバムもライヴも極上でした。
(ライヴは腹八分目の印象もありましたが)
2004年、後ろ向きなブルース・ブームに何だかなあ...と乗りきれずにいた僕にガツンと一撃を食らわせてくれたアルバム『22-20s』を、ベスト・アルバム1位に推したいと思います。
(2005/04/09)


2. THE MUSIC: WELCOME TO THE NORTH
り。


3. ISIS: PANOPTICON
り。


4. DROWNING POOL: DESENSITIZED
ヘヴィ・ロックの醍醐味のひとつといえば、その潔さ。
ドラウニング・プールはとにかく問答無用の低偏差値アメリカン・ヘヴィ・ロックで、これ以上潔くはなり得ない素敵なアルバムを作ってくれました。
さらに、がんがんタイアップを狙っていく姿勢も潔し。
「ステップ・アップ」が『WWEレッスルマニアXX』と映画『パニッシャー』のテーマ曲に使われたり、『WWEスマックダウン』主題歌も手がけるなど、明らかに頭の悪いタイアップも辞せず。
しまいには映画『華氏911』でドキュソ米兵が「大音量でドラウニング・プールを流しながら、戦車でバグダッド市街を突っ走ると最高の気分だぜ!」と言うなど、戦争とまでタイアップ。
前任シンガーが死んじゃったとか、いろいろありましたが、男根で壁を突きやぶる豪快サウンドが素晴らしいです。
2004年ヘヴィ・ロックのひとつの潮流となったスクリーモの女々しさには正直乗れなかったので、それに真っ向から対抗するこのアルバムは完全支持。
ジャケットも最高すぎ。
(2005/01/03)



5. ICARUS LINE: PENANCE SOIRE
り。


6. MANIC STREET PREACHERS: LIFEBLOOD
り。


7. U2: HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB
り。


8. FRANZ FERDINAND: FRANZ FERDINAND
り。


9. THE LIBERTINES: THE LIBERTINES
り。


10. BOWLING FOR SOUP: A HANGOVER YOU DON'T DESERVE
り。


11. BUTCH WALKER: LETTERS
り。

12. KASABIAN: KASABIAN
り。

13. SECRET MACHINES: NOW HERE IS NOWHERE
り。

14. MARK KNOPFLER: SHANGRI-LA
り。

15. JESU: JESU
り。

16. ASH: MELTDOWN
り。

17. DEATH FROM ABOVE 1979: YOU'RE A WOMAN, I'M A MACHINE
り。

18. SILVERTIDE: SHOW AND TELL
り。

19. THE ORDINARY BOYS: OVER THE COUNTERCULTURE
り。

20. MY CHEMICAL ROMANCE: THREE CHEERS FOR SWEET REVENGE
り。



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